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RACING-DRIVER.JP編集部
2026.09.24

全日本カート選手権 EV部門 第5戦・第6戦|デグチャリョブ・ティモフェイが雨のお台場で連勝。ポイントリーダーで最終ラウンドへ

2026年9月23日(水・祝)、東京・お台場のシティサーキット東京ベイで「2026 AUTOBACS 全日本カート選手権 EV部門」第5戦・第6戦が開催された。

前大会終了時点でランキング首位に立っていたのは、開幕から4戦連続で表彰台を獲得したNo.19 中井悠斗選手(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)。その6ポイント後方には、第4戦で初優勝を飾ったNo.11 デグチャリョブ・ティモフェイ選手(KNC EV Kart Racing Team)が続いていた。

朝から雨に見舞われたお台場。タイムトライアルと第5戦予選は雨、第5戦決勝と第6戦予選はやや小雨となったものの路面はいずれも今シーズン初となるウェットコンディション。夕方には雨がほぼやみ、18時10分開始の第6戦決勝は今シーズン初となる照明の下でのナイトレースとなった。日中から更に気温や路面温度が下がる一方、路面は濡れたまま。日中とは異なるコンディションでの戦いとなった。

第5戦|ティモフェイが独走でシーズン2勝目を挙げる

1台ずつ2周を計測するタイムトライアルでは、ティモフェイ選手が27秒477でトップ。No.37 横山優之介選手(TOM’S EV Kart Racing Team)が2番手、No.64 徳岡大凱選手(PONOS NAKAJIMA RACING EV Kart Team)が3番手だった。15周の予選ヒートもティモフェイ選手が制し、横山選手、徳岡選手、以下No.3 松井沙麗選手(WEINS KONDO EV Kart Racing Team)、中井選手の順で決勝グリッドが決まった。

小雨の中で始まった20周の決勝。ポールポジションのティモフェイ選手が先頭で1コーナーへ飛び込むと、後方では徳岡選手が2番手の横山選手に並びかける。しかし、横山選手が順位を守り、序盤はティモフェイ選手、横山選手、徳岡選手、松井選手の順で進んだ。その後方では、スタートで順位を上げたポイントリーダーの中井選手が2周目の1コーナーでスピン。大きくポジションを落とし、11番手から追い上げる展開を強いられた。トップのティモフェイ選手は、圧倒的なレースペースで後続との差を広げていく。一方、2番手の横山選手の背後には徳岡選手と松井選手が連なる。6周終了時には2番手から4番手までの3台が接近。松井選手も徳岡選手の後ろにつき、チャンスをうかがった。レース中盤、スピンから順位を回復してきた中井選手は、12周目の1コーナー立ち上がりでNo.36 大和田海翔選手(TOM’S EV Kart Racing Team)の前に出て8番手へ。16周目、徳岡選手は横山選手を攻めようと1コーナーでラインを変えたものの、わずかにミスをして間隔が開く。しかし、次の17周目に再び接近し、2コーナーで仕掛けた。ここで松井選手が2台の攻防を逃さず、一気に横山選手と徳岡選手の前へ出て、2番手に浮上。 だが、続く3コーナーで松井選手のインに徳岡選手が飛ぶこむ。横山選手も徳岡選手に続き順位を取り戻し、徳岡選手が2番手、横山選手が3番手、松井選手が4番手に。レース最終盤にはNo.4 ノコム・アクセル選手(WEINS KONDO EV Kart Racing Team)も松井選手の背後まで迫った。松井選手は最終周で横山選手に急接近するも、横山選手が3番手を守り切る。レースはティモフェイ選手が圧巻の走りでファステストラップを連発し、2位に7秒057の大差をつけ、前回大会の第4戦に続く優勝を飾った。2位は徳岡選手、3位は横山選手、4位は松井選手、5位にはNo.4 ノコム・アクセル選手(WEINS KONDO EV Kart Racing Team)が入った。

第6戦|ティモフェイが連勝。松井沙麗が嬉しいEV部門初表彰台

タイムトライアルのセカンドベスト順でスタートした第6戦予選もティモフェイ選手が1位。松井選手が2位、中井選手が3位となり、横山選手、No.14 佐藤琉葵選手(KNC EV Kart Racing Team)が続いた。徳岡選手は6番手から決勝に臨む。

決勝前には雨がほぼやみ、天候は曇り。ただし、路面は引き続きウェットだった。日中より涼しくなり、コース上の水量もやや減少。18時10分、照明の下で20周の決勝がスタート。ティモフェイ選手がホールショットを決め、その後方では3番手スタートの中井選手が松井選手をかわして2番手に浮上。松井選手が3番手、横山選手が4番手で続いた。徳岡選手も序盤に順位を上げ、2周目には横山選手の前に出て4番手へ進んだ。レース序盤、中井選手はティモフェイ選手を1秒以内の差で追い、松井選手もその背後につける。4周目には松井選手が27秒341を記録するなど、上位勢は接近したペースで周回を重ねた。中井選手は前のティモフェイ選手を追いながら、後方の松井選手にも気を配らなければならない展開となった。しかし中盤に入ると、ティモフェイ選手が差を広げ始める。8周終了時には中井選手と松井選手の間隔が少し開き、レース後半にはトップと2番手の差が3秒台に。その後方では、ペナルティにより6番手スタートとなった徳岡選手は4番手まで浮上し、3位松井選手との差を詰める。レース終盤は、中井選手を先頭とした3台による2番手争いの攻防が続くも順位変動には至らず。終始ファステストラップを重ねたティモフェイ選手は2位の中井選手に4秒327差を付け、チェッカー。第5戦に続いてナイトレースとなった第6戦も制し、今季3勝目を挙げた。2位には中井選手、松井選手がEV部門自身初表彰台となる3位に入り、徳岡選手が4位、横山選手が5位でフィニッシュした。

RACING-DRIVER.JP掲載選手の活躍

ウェット路面での2レースを走り切った石崎百花選手。最終戦での飛躍を誓う
石崎 百花選手ページ RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/momoka-ishizaki/

中盤での厳しいバトルで善戦を見せた大和田選手。最終戦での自身初表彰台を目指す。
大和田 海翔選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/kaito-owada/

前回大会で初表彰台を獲得した佐藤琉葵選手は両決勝とも6位入賞となった。
佐藤 琉葵選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/ruui-sato/

第5戦ではスピンで11位までポジションを落とすも8位まで挽回。第6戦では2位表彰台を獲得した中井悠斗選手
中井 悠斗選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/yuto-nakai/

第5戦は2位争いに加わって4位。第6戦でも上位を走り続け、嬉しい自信初の3位表彰台をつかんだ松井沙麗選手
松井 沙麗選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/sara-matsui/

第5戦は2位、第6戦も6番手スタートから4位まで順位を上げた徳岡大凱選手
徳岡 大凱選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/taiga-tokuoka/

タイムトライアルから両レースの予選・決勝まで首位を譲らず2連勝。濡れた路面で圧倒的な強さを見せたデグチャリョブ・ティモフェイ選手
デグチャリョブ ティモフェイ選手 RACING-DRIVER.JP公式ページ
https://www.racing-driver.jp/degtyarev-timofey/

最終大会となる第7戦・第8戦は、11月23日(月・祝)にシティサーキット東京ベイで開催予定。今大会で連勝を飾りポイントリーダーとなったティモフェイ選手を中井選手や徳岡選手らがどう追うのか。今シーズンのチャンピオンが決する運命のラスト2戦。見逃せない。

全日本カート選手権EV部門 公式ホームページ
https://kart-ev-div.city-kart.jp/

全日本カート選手権EV部門 レース映像
https://www.youtube.com/watch?v=e_hNpqatgGE

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