KYOJO CUP 2026シーズン Rd.3リザルト!!
nat team KCMGです。いつも応援いただいている皆様、ありがとうございます。
KYOJO CUP Rd.3のご報告をいたします。
前戦から約1か月半、そして今大会と同様にインタープロトシリーズとの併催となった開幕戦からは約4か月の長いインターバルを経て、KYOJO CUP 2026 シーズン第3戦が開催されました。
週末を通して天候は不安定で、直前までコンディションの予測が難しい大会となりました。nat team KCMGは走行開始からマシントラブルに見舞われる場面もあったが、その都度チーム一丸となって問題の解決に取り組み、チャンピオンシップ争いにおいても重要となるシーズン中盤戦に臨みました。
Rd.3 Result (富士スピードウェイ)
#7 予選 4位 Sprint 12位 Final(決勝) 19位
#8 予選 5位 Sprint 5位 Final(決勝) 8位
#9 予選 17位 Sprint 18位 Final(決勝) 16位
#10 予選 8位 Sprint 4位 Final(決勝) 4位
Qualifying
前夜の雨の影響で、コース上にはまだ濡れた箇所が残る難しいコンディションとなった予選。開始直前には全車ドライタイヤの装着が義務づけられた。予選開始2分前には翁長とKelseyがいち早くピットロードへと並んだ。一方、佐々木は、この時点でランキングトップの#36 斎藤選手、ランキング2位の#39 富下選手と同様にピットで待機。路面状況を確認してからコースへと向かった。
時間の経過とともに少しずつ路面コンディションが回復していくなか、翁長は慎重にタイヤを温めながら、アタックに最適なタイミングをうかがう。一方の佐々木は序盤からハイペースで走行し、計測1周目からトップタイムを記録。ライバルたちも続々とタイムを上げていくなか、計測2周目にも2番手タイムを記録し、早くから上位につけた。いつも以上に順位が目まぐるしく入れ替わる展開となった。そんななかでも佐々木は計測3周目から6周目まで毎周自己ベストを更新。着実にタイムを縮め、再び2番手まで浮上する安定した走りを見せた。慎重にペースを上げていた翁長も計測7周目に5番手へと浮上する。
残り3分を切った時点では翁長が8番手、佐々木が6番手につけ、その前方ではチームメイトのJoanneが4番手につけていた。各車が最後のアタックへと向かうなか、佐々木は計測8周目に再び2番手へ浮上。セッション終了間際まで各車がタイムを更新し続ける激しいアタック合戦となった。先にチェッカーを受けた翁長は、トップからわずか0.4秒差となる1分46秒535を記録して4番手。佐々木も翁長からわずか0.1秒差の1分46秒649を記録し、5番手で予選を終えた。
変化し続ける難しいコンディションのなか、nat team KCMGは翁長、佐々木ともにトップを十分に狙える位置につけ、午後のSprintに向けて好位置を確保した。
Sprint
予選と同日の午後に行われたSprint。予選時から路面は大きく乾いたものの、一部には依然としてウエットパッチが残るコンディションとなった。特にグリッド右側には濡れた箇所が残っており、右側の偶数グリッドにつく翁長とJoanneにとっては難しい状況でのスタートとなった。nat team KCMG の4台は進行開始2分前にはピットロードへと並び、スタート練習を行ってからそれぞれのグリッドへ。フォーメーションラップでは全車が十分にタイヤを温め、グリッドに整列する際には翁長とJoanne が可能な限り濡れていない路面を選んで車両を停止させた。
今大会も前戦から導入されたスタンディングスタート形式でレースがスタート。ウエットパッチ上でのスタートを余儀なくされた翁長だったが、スタート直前、ホイールスピンを避けるためスロットル量を調整した際、車両がわずかに動いてしまい、スタート手順違反によりペナルティを科された。さらにスタートではエンジンストールを喫し、大きくポジションを落とした。一方、5番手スタートの佐々木は好スタートを決め、ストールした翁長をかわすと、GRコーナーでは3番手スタートの#36 斎藤選手とサイド・バイ・サイドに。コカ・コーラコーナーでは一度前を譲ったものの、その後の100Rで再び並びかけ、アドバンコーナーでオーバーテイク。オープニングラップだけで2つポジションを上げ、一気に表彰台圏内の3番手へ浮上した。スタートで12番手まで順位を落とした翁長は、ポジションを取り戻すべく果敢に攻める。しかし、オープニングラップのダンロップコーナーで他車と接触してコースアウトを喫し、13番手まで後退。2周目のホームストレートでは#33 岩岡選手に迫られながらもポジションを守り切ると、そこから反撃に転じた。4周目の100Rで#35 Sitarvee 選手をパス。さらに9周目にはコカ・コーラコーナーで前を走る#37 Burton選手がコースアウトしたことで11番手へ浮上した。ファイナルラップにはダンロップコーナーで#32 金本選手をオーバーテイクし、10番手までポジションを取り戻してチェッカーを受けた。しかし、スタート手順違反による5秒のタイムペナルティが加算され、最終結果は12位。予選4番手からのスタートだっただけに、悔しい結果となった。一方、3番手へ浮上した佐々木は、2番手を走る#86 下野選手との差を1秒圏内まで縮め、前を追う展開となった。しかし、その後は徐々にギャップが広がり、後方からは#36 斎藤選手が接近。3番手を守りたい佐々木だったが、8周目終了直後のホームストレートで斎藤選手に並ばれると、2台はサイド・バイ・サイドのままGRコーナーへ。立ち上がりで先行を許し、4番手へポジションを落とした。さらにファイナルラップのGRコーナーでは、8番手から追い上げてきたチームメイトのJoanneにも先行を許し、佐々木はスタート時と同じ5番手でチェッカーを受けた。そのJoanneは8番手から着実にポジションを上げ、4位でフィニッシュ。さらにファイナルラップにはファステストラップを記録し、Sprintレースを終えた。
Final(決勝)
Sprint から一夜明けて行われたFinalは、朝から降り続く雨によってコース上に多くの水が残るヘビーウエットコンディションとなった。気温20℃、路面温度21℃と非常に冷え込むなか、走行中は前方のマシンが巻き上げる大量のウォータースクリーンによって視界の確保も難しい状況となり、レースはセーフティカー先導でスタートした。
雨が止む気配を見せないなか、3周目の300Rでセーフティカーのライトが消え、各車がレース再開に向けて準備を始める。先頭車両が最終コーナーから加速し、残り12周のレースが再開された。12番グリッドからスタートした翁長は前方の車両にぴたりとつき、再開直後のGRコーナーで金本選手をパス。さらに5周目のアドバンコーナーではBurton選手をオーバーテイクし、一気に2つポジションを上げてポイント圏内の10 番手へ浮上した。一方、5番グリッドからスタートした佐々木は再開時にわずかに出遅れ、GRコーナーで#38 佐藤選手に先行を許す。さらに同周のダンロップコーナーでは#3 松井選手にもかわされ、7番手までポジションを落とした。ポジションを取り戻すべくペースを上げたい佐々木だったが、激しい雨が降り続く難しいコンディションのなかで思うようにペースを上げることができず、徐々に前方との差が広がっていく。8周目のダンロップコーナーでは#11 Paige選手にも先行を許し、8番手となった。そんななか、ひとつでもポジションを上げるべくプッシュを続けていた翁長だったが、10周目の最終コーナーでコースアウト。
すぐにコースへ復帰したものの、その隙に金本選手に先行を許し、10周終了時点で11番手となった。再び前を追う翁長だったが、11周目の100Rで突如マシンに異変を感じると、コカ・コーラコーナー立ち上がりのアウト側に車両を停止。雨の影響によるものとみられるマシントラブルが発生し、ここでレースを終えることとなった。規定周回数には達していたため完走扱いとなったものの、チャンピオンシップを争っていた翁長にとっては痛い結果となった。佐々木も最後まで懸命にペースアップを試みたものの、8番手でチェッカー。様々なコンディションを経験した今大会で、新たな課題も見つかるレースとなった。一方、4番グリッドからスタートしたチームメイトのJoanneは、経験の少ないレインコンディションに序盤こそ苦戦したものの、周回を重ねるごとに徐々にペースを上げていく。10周目にはSprintに続いてファステストラップを記録。同一周回に2番手を走る富下選手が先に同タイムを記録していたためファステストラップ賞の獲得とはならなかったものの、最後まで上位を争い4位でフィニッシュした。週末を通して不安定な天候やトラブルに翻弄され、翁長、佐々木にとっては悔しい結果となった第3戦。一方で、予選での上位争いやJoanneの2レース連続ファストテストラップなど、随所で速さを見せる場面もあり、多くの収穫と課題を得る週末となった。第4戦は10月、再び全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催大会として開催される。次戦に向け、各車が今大会で見つかった課題を克服し、第2戦以来となる表彰台獲得を目指して準備を進めていく。




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#7-翁長実希
#8-佐々木藍咲
#9-Kelsey Pinkowski
#10-Joanne Ciconte

