今年はグランドファイナル出場を目指してRMCシリーズに挑み、チャンピオン獲得を目標に取り組んできました。
その結果、タイトルが懸かったMAXフェスティバルでチャンピオンを獲得し、今年の大きな目標のひとつである “日本代表として初めてグランドファイナルに挑む権利” を手にすることができました。
世界大会への挑戦ということで気持ちも高まり、いつもとは違う環境でレースができること、そしてカートレース最後の海外戦を思い切り楽しむことができました。
バーレーンのサーキットは当然初めてでしたが、事前にシミュレーターで練習していたため走り始めは悪くありませんでした。しかしトップから常に0.2秒ほど遅れてしまい、その差を埋めることに苦しみました。
そんな中、メカニックの長嶋さんはレギュレーションで制限が多い状況でも、最大限に良いマシンに仕上げてくれました。
タイムトライアルはレース全体を左右する非常に重要なセッションでした。
自分の判断で遅れてコースインし、ラスト2周で勝負する作戦を選びましたが、実際には1周しか計測できず、その唯一のタイムもトラックリミット違反で抹消されてしまいました。
結果、72台中69位。決勝どころか予選通過すら危うい位置に立たされました。
その後の3ヒートも35番手スタートから大きく順位を上げられず、速さがあっても抜けない厳しい展開が続きました。
「このままでは終われない」と気持ちを切り替え、金曜日のプレファイナルに集中して臨みました。
24番手スタートのプレファイナルでは、シングルで帰ってきてギリギリ予選通過可能の順位だったので、賭けに出ながらも順位を上げるために努力しました。
1周目に幸運もあり15番手に浮上し、さらに順位を重ねて10位でフィニッシュ。
決勝進出が確定するまで結果発表をドキドキしながら待ちましたが、36台のフルグリッドの最後尾、36番手から決勝に挑めることになり、胸をなでおろしました。
決勝では、最後尾から“ルールの範囲内で思い切り走り、抜けるだけ抜く”と決めて挑みました。
思い切りの良い走りができ、18位でチェッカー、繰り上がりで16位という結果で終えることができました。
半分以上のマシンを抜くことができたのは良い点でしたが、その一方でミスも多く、インを開けてしまったり、集団に追いついた時の処理が甘く順位を落としてしまう場面もありました。
中盤でのロスが多かったものの、後半で改善できたことは成長の一つだと感じています。
今回のレースは悔しさが大きく残りましたが、自分の弱さを数多く見つけることができた貴重な大会でした。
海外レースの中で最も高い戦闘力を持てる環境を与えてもらったにも関わらず、そのチャンスを活かし切れなかったことが悔しいです。
だからこそ、この経験を無駄にせず、自分の足りない部分をひとつひとつ修正し、将来の自分につながる走りにしていきます。
初めてのグランドファイナルは大きな不安もありましたが、
手厚く支えてくださった皆様、チームジャパンの仲間たち、そしてお父さんのように多くを教えてくれたメカニックの長嶋さん、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで素晴らしいレース経験になりました。
この経験を、これからの長い人生とレースキャリアにしっかり活かしていきます。


