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nat team KCMG
2026.05.15

KYOJO CUP 第1戦 リザルト

KYOJO CUP 2026シーズン Rd.1リザルト!!

女性ドライバーのみで競われる『KYOJO CUP』は、KCMGが開発したフォーミュラマシン「KC-MG 01」を使用するシリーズであり、今シーズンで2年目を迎えます。
KCMGは今シーズンから新たに『nat株式会社』の強力なサポートを受け、「nat team KCMG」として昨年に引き続き4台体制で臨むことになりました。ドライバーは、『TG-RR』の支援ドライバーである翁長実希が7号車、佐々木藍咲が8号車。9号車にはアメリカ人のKelsey Pinkowskiと不動の体制ですが、10号車には昨年までF1アカデミーで経験を積み、今季ルーキーとしてKYOJO CUPに挑むオーストラリア人のJoanne Ciconteを起用いたしました。

今シーズンの幕開けとなる開幕戦は、土日ともに快晴に恵まれ、多くのモータースポーツファンが訪れ、ピットツアーをはじめとした各種イベントも実施されるなど、サーキット全体が大きな盛り上がりを見せました。また、今回KCMGとして初めてイベントブースにてグッズ販売を実施し、多くのお客様に立ち寄っていただき盛況を見せました。実際にチームグッズを身に着けて応援してくださるファンの皆様の姿はチームの大きな励みとなりました。
そのような中、チームは各セッションを通じて着実にパフォーマンスを発揮し、7号車および8号車はともに貴重なポイントを獲得出来ました。さらにルーキーの10号車は予選から上位で好走を見せ、レースでは2位表彰台を獲得するなど、チーム全体としてポジティブなシーズンのスタートとなった。

Rd.1         Result (富士スピードウェイ)
#7  予選 5位 Sprint 4位 Final(決勝) 4位
#8  予選 13位 Sprint 8位 Final(決勝) 10位
#9  予選 18位 Sprint 16 Final(決勝) 18位
#10   予選 2位 Sprint 2位 Final(決勝) 2位

 

Qualifying

予選は当初のスケジュールから10分遅れ、9時40分からスタート。昨シーズンはセッション開始とともに全車一斉にコースインするのが恒例だったが、今大会ではこれまでのテストでの感触や当日の路面コンディションを踏まえ、アタックのタイミングを見極める戦略を取り、ピットで待機する車両も見られた。7号車および8号車も序盤はピットで待機。8号車はセッション開始から約5分経過時点でコースインし、7号車は約8分経過したタイミングでコースインするなど、アタックのタイミングを見極めながらタイム計測を開始した。
翁長は、序盤はタイムを伸ばしきれない状況が続いたが、残り約4分のタイミングで7番手に浮上。その後もアタックを重ね、残り30秒で6番手(1’44.106)までポジションを上げチェッカーを受けたが、5番手につけていた#18 三浦選手にグリッド降格のペナルティが科されたことにより、翁長は5番手に繰り上がり、Sprint レースに臨むこととなった。一方の佐々木は、序盤はペースを抑えながらタイヤのウォームアップに集中し、残り約5分30秒のタイミングで6番手に浮上。その後はタイム更新には至らず、8番手でチェッカーを受けた。しかし、予選終了後にベストラップ計測時の走路外走行が確認され、セカンドベストタイムが採用される形となり、暫定10番手(1’44.399)に後退。その後、走路外走行複数回によるペナルティにより3グリッド降格となり、最終的に13 番グリッドからSprintレースに臨むこととなった。両ドライバーともに戦略的なタイミングでアタックを行い、ポジションアップを図ったが、最終的には悔しい結果となり、Sprintレースでの巻き返しが求められる。

Sprint

予選から5時間のインターバルを経て迎えたSprintレースも当初のスケジュールから10分遅れの15時10 分スタート。昨年に引き続き、ローリングスタート方式でスタートが切られた。スタート直後から各所でポジション争いが繰り広げられる中、#7 翁長は他車の順位変動がある中でも5番手のポジションをキープ。13番手スタートの#8 佐々木は、混戦の中に身を置きながらもスタート直後のGRコーナーで#17 白石選手をパス。直後のコカ・コーラコーナーで11番手を走行していた#35 リムナンタラック選手がスピンしたことで、11番手までポジションを上げた。さらに最終コーナーで#37 バートン選手がスピンする混乱の中、10番手までポジションを上げ、オープニングラップを終えた。佐々木は2周目のGRコーナーで#11 ペイジー選手にポジションを奪われるも、オープニングラップでのポジションアップを足がかりに着実に周回を重ね、4周目のホームストレートでペイジー選手を抜き返し、10番手にポジションアップ。その後も5周目のGRコーナーで#32 金本選手をパス。さらに7周目の100Rで#3 松井選手が一瞬コース外に出た隙を見逃さず前に出て、8番手までポジションを上げる走りを見せ、そのままチェッカーを受けた。一方、翁長も前を走る#38 佐藤選手との差を着実に詰め、最終ラップでは約0.8秒差まで接近するも僅かに届かず、4番手でチェッカーを受けた。
両ドライバーともにそれぞれポジションを上げ、確実にポイントを獲得する結果となった。

Final(決勝)

Sprint レースから一夜明け、Finalレースは14時にスタート。昨年まで周回数は12周だったが、今年から15 周へとレース距離が延び、さらに多くの熱いバトルが展開されることに期待がかかった。7 号車 翁長実希は4番手、8号車 佐々木藍咲は8番手から上位を目指していく。翁長は好スタートを決め、オープニングラップのGRコーナーで#38 佐藤選手をパスし、3番手へ浮上。表彰台圏内に躍り出た。しかし、その後は思うようにペースを上げることができず、我慢のレース展開となった。11周終了時点では後方から迫る#36 斎藤選手に並ばれる場面もあったが、意地の走りでポジションをキープ。それでも翌周のホームストレートで斎藤選手にオーバーテイクを許し、4番手に後退してしまう。レース終盤にかけて三浦選手に迫られる展開となったがポジションを守り切り、4位でチェッカーを受けた。
一方の佐々木は、オープニングラップのGRコーナーで斎藤選手をパスし、7番手に浮上。しかし、2周目のGRコーナーで抜き返され、8番手に後退する。その後、4周目からは前を走る#86 下野選手と抜きつ抜かれつのバトルを展開し、8周目のGRコーナー立ち上がりで完全に前に出て7番手にポジションアップ。積極的な走りで上位進出を狙った。しかし、レース中に走路外走行複数回により黒白旗が提示され、その後5秒のタイムペナルティが科されることとなった。7番手でチェッカーを受けたものの、このペナルティにより11 番手に順位を落とす結果となった。その後、他車へのペナルティ適用によって10番手が正式結果となり、ポイント圏内でレースを終えた。両ドライバーにとって悔しい展開のレースとなったが、前日のSprintに続き、貴重な連続ポイントを獲得する結果となった。
また、チームメイトの#10 ジョアンヌは予選からの好タイムを記録し、週末を通して2番手をキープ。初出場で見事表彰台を獲得した。

 

KYOJO - nat team KCMG | KCMG JAPAN 公式サイト

プロフィール nat team KCMG
昨年度に引き続き2026シーズンも、女性限定シリーズ『KYOJO CUP』に4台で参戦いたします。『KYOJO CUP』に用いられる「KC-MG 01」はKCMGが開発、製作したフォーミュラマシンです。 今年度からKCMGは「IMPACT THE SOCIETY」をビジョンに掲げ、住まいやホテル、オフィスなどの空間を中心にデジタルとリアルの事業を展開し、新しい空間体験で社会にインパクトを生み出すスタートアップ「nat株式会社」と新たにパートナーシップを締結し、チーム名称を「nat team KCMG」としてKYOJOフォーミュラシリーズチャンピオン獲得を目指して戦って参ります!