全日本スーパーフォーミュラ選手権 2025シーズン Rd.9-10 富士スピードウェイ大会を終えた
チーム代表とドライバーからコメントをいただきました!!
Rd.9 Result
#7 予選 15位 決勝 14位
#8 予選 12位 決勝 12位
Rd.10 Result
#7 予選 19位 決勝 DNS
#8 予選 10位 決勝 DNS
7号車 小林 可夢偉 (Kamui Kobayashi)
金曜専有走行のドライでの走り出しは良かったのですが、第9戦予選のウェットは思ったより速くなかったです。福住選手のQ1がダメだったので、その逆をいくギャンブル的なことをしましたがそれもうまくハマらず2台ともダメでした。歯がゆいですね。
決勝はウェービングしてタイヤを温めている最中は台風のような景色で、最後はスチームサウナのような状態で前が見えませんでした。前と離れると見えなくなるので、危なかったです。
第10戦予選のドライは自信を持っていたのですが、タイヤが温まらずに終わってしまいました。仁嶺からウォームアップは問題ないと言われていたので、あれで行けると思ったのですが…。
レースができなかったのは非常に残念で、ファンのみなさんには申し訳なかったのですが、コンディションを考えると仕方ない判断だったのかなと思います。亡くなったチームスタッフのために良いレースをしたかったのですが、最終戦ではしっかり良いレースができるように頑張りたいです。
8号車 福住 仁嶺 (Nirei Fukuzumi)
前回のレース後に僕たちにとって大事な仲間を失って、非常に悲しい時間を過ごしてきましたが、またレースはやってきて、そのスタッフのためにもしっかりと結果を残したいと思っていました。
第9戦の予選はいっぱいいっぱいでした。タイヤの内圧も完璧ではなかったけど、ちゃんと走れているチ ームは走れているので、かなり足りなかったんだと思います。メインの問題はわかっていて、そこだけの解決を求めていくと他がダメになるので、良いとこ取りで行きたいですが、今のパフォーマンスでは厳しいと思います。
土曜の決勝の遅いスピードでも感度が良く、良い方向性が見えたので、明日は試行錯誤していきたいです。
第10戦予選はまだ濡れている箇所があって、走れるところを探して走るという感じだったのでA組は難しかったけど、何とか3番手でQ2に行けました。前とのタイム差を考えると3番手でも厳しい状況でしたが、アジャストして挑んだ結果、それは良い方向にはいきませんでした。
今回の代替レースを次戦やることになったら鈴鹿で3レースになりますが、体力的にキツイと思います。次が最終戦で厳しい状況ですが、もっと良い状態で最終戦を戦いたいと思います。
TEAM REPRESENTATIVE and MANAGER
土居 隆二 (Ryuji Doi)
前戦菅生で表彰台に上がったので第9戦のウェットに少し期待をして臨みましたが、2台揃ってQ2には行けませんでした。
今の体制になってから初めて0ポイントでレースを終え、ポイント獲得記録が途絶えたのも残念です。しかし、あの雨は危険だったので、結果的にレースをやらなくて正解でした。
第10戦が濃霧で中止になってしまったのも残念です。予選は、福住はQ2まで進めましたが、小林は行けませんでした。小林はタイヤの内圧なのか、ピットから出すタイミングなのか、前のタイヤの温まりが悪くてダメでした。あのタイミングで出すならしっかり準備しておくことが必要でした。福住のQ2は10番手だったので、良いところがなかったです。2人とも失うものはなかったので、決勝では大胆なことをしたかったです。
前戦のあと岡本タイヤマンが急逝し、ともに戦うぞというみんなの意志も大きかったので、是非ともレースをしたかったです。
悪天候で中止になったことはお客様には申し訳なかったです。 ゲストもたくさん応援に来てくれましたが、レースをお見せできなかったにも関わらず、楽しかったと言っていただけました。次回はしっかりレースをお見せしたいです。最終戦鈴鹿では初優勝できるように頑張ります。
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