3月24日 Visa Cash App Racing Bulls Formula One Team 記者会見 & スペシャルリバリー展示が東京の渋谷区神宮前のWe Work Icebergで行われた。イベントには、レギュラードライバーのリアム・ローソン選手とアービッド・リンドブラッド選手に加え、リザーブドライバーを務める岩佐歩夢選手も参加。昨シーズン全日本スーパーフォーミュラ選手権でチャンピオンを獲得した岩佐選手。レーシングカートから始まった岩佐選手のキャリアは、決して平坦な道ばかりではなかった。若き才能たちがひしめくモータースポーツ界で今、岩佐選手が次世代を担うドライバーたちに伝えたいメッセージとは。
Jason Halayko/ Red Bull Content Pool
■失敗を恐れず、全力でチャレンジすること
世界の頂点を見据えて戦う岩佐選手だが、彼がステップアップの過程で最も大切にしてきたのは、「失敗すること」を恐れずに挑戦する姿勢だった。これからのモータースポーツ界を担う若手ドライバーたちへのメッセージを求められると岩佐選手は真摯な眼差しで、自身の経験に基づいた思いを語り始めた。
「基本的に今のこのモータースポーツは、やっぱりレーシングカートから始めてステップアップをしていくと思うんですけども、やっぱり色々なタイミングで難しいこととか、もちろんうまくいかないことってたくさんあると思うんですけど、やっぱりそこでとにかくチャレンジすることを忘れずに、とにかく自分の全力を出して、失敗もたくさんして、それをまた克服するっていう、とにかくそのチャレンジをしていくっていうところを本当に全力でやってもらいたいなと思います」
新発売の「レッドブル・エナジードリンク チェリーエディション」と書道家・青柳美扇氏のコラボによる、F1日本GP限定のスペシャルリバリー仕様VCARB03 Jason Halayko / Red Bull Content Pool
■モータースポーツを「楽しむ」という原点
プロの世界を目指す以上、結果へのプレッシャーは避けて通れない。しかし、岩佐選手は「楽しむこと」の重要性も忘れてはならないと強調する。
「やっぱり自分自身もここまでたくさん色々失敗もいいこともありましたけども、やっぱりその失敗が自分のやっぱり成長に繋がるすごく大きな要素になると思うので、本当にチャレンジする精神を忘れずに、あとはやっぱり楽しんでもらいたいですね」
ストイックな姿勢で知られる岩佐選手だが、その根底にはハンドルを握ることへの純粋な喜びがある。
「やっぱりこのモータースポーツの世界でレースカーをドライブするということは、やっぱりすごく楽しいことなので、ぜひ皆さんに楽しんでモータースポーツを参加してもらいたいですし、さらにステップアップを目指す上ではチャレンジするっていうところを忘れないでほしいなと思います」
Jason Halayko / Red Bull Content Pool
Jason Halayko / Red Bull Content Pool
岩佐選手の言葉一つひとつから自身の経験に裏打ちされたモータースポーツへの純粋な情熱が真っ直ぐに響いてきました。「失敗は成長のチャンス」――。その力強いメッセージは、いま壁にぶつかり、悩みながらもアクセルを踏み続けるすべてのドライバーにとって、暗闇を照らす一筋の光になるそんな力強いメッセージが語られたひとときとなりました。

