Racing-Driver.jpRacing-Driver.jp

参加ドライバーによる最新情報

Member Driver's Topics

酒井龍太郎
2025.05.19

JAF 全日本カート選手権 FS-125 第3戦 第4戦

Rd.3
経験の少ない神戸で行われる全日本で優勝を目指して挑みました。
前週鈴鹿のGPRからメカニックのヘルプをしてくれている中村海斗くんに神戸の地元ならではの乗り方や情報をたくさん教えてくれました。
そのおかげで今までの神戸でずっと遅くて苦戦していたコーナーが練習段階でだんだんと速くなってきました。

木、金曜日ではペースが全くなく、ドライコンディションではとても厳しい状態でした。
土曜日はレインコンディションの練習だったので、最近のレースで掴めている乗り方や車のセッティングを活かして、とても良い状態で走れていました。

日曜日のドライコンディションでは不安な気持ちで挑みましたが、セッティングを大幅に変更した事で公式練習からペースは悪くありませんでした。
コースの特徴を考えるとタイムトライアルはとても重要になるので最速タイムを狙っていき、上手くいってポールを獲得できました。
予選では決勝に向けタイヤをしっかり残しながらペースを上げる事を目標とし走りました。
かなりペースは良い事が周りの選手と比べて分かったのでタイヤを温存しながら走る事ができて、決勝に向けて良い状態で挑めました。
決勝でも自分のペースに自信を持って2番手以降を7秒以上引き離して優勝できました。
昨年からの連勝記録を7まで伸ばす事ができてホッとしました。

乗り方でもタイヤを温存している中で見つけられたものは多くとても良いレースができました。
金曜日までのペースのない厳しいところから上げてきた自分をさらにレベルアップできるようにしていきます。

Rd.4
Rd.3でFS-125クラスの全日本で7連勝できたので8連勝を目指して挑みました。
同日に開催されたRd.3では練習では調子悪かったのですが、レースになってとても調子が上がったのでその調子の良さをさらに上げる目標にしてRd.4に挑みました。

予選ではRd.3までとは違う新たな乗り方を見つける事ができてさらにペースを上げて走る事ができていました。
ですので、とても気持ちよく走る事ができました。
決勝はここまで残してきたタイヤを全て使い切る気持ちで全力で挑み、この1日で学んだ事全てを出し切りました。
かなり良いペースで後ろを引き離していき、8秒離すことができました。

成長も大きくできたレースで自信も付きました。
今回自分の良かった事をしっかり見極めてこれからのレースでも速さを出していけるようにします。
とても速いマシンを作ってくれた光貞監督、後藤さん、持田さん、速いエンジンを用意してくれた川口慶大さん、本当にありがとうございました。

プロフィール 酒井龍太郎
僕は6歳の頃、小学生になる前からレーシングカートを始めました。 速く、そして強くなることを目標に掲げ、光貞秀俊監督をはじめ、チームの皆さんや家族と共に全力で戦ってきました。 「誰にも負けたくない」という強い気持ちを胸に、どんなに苦しい状況でも諦めることなくレースを続け、その結果、多くの勝利やタイトルを手にすることができました。 2025年でカートカテゴリーを卒業し、来年2026年にフォーミュラにステップアップするため、僕にとって非常に大事な1年となります。 努力を重ね、ステップアップ後も世界の頂点とも言われるF1ドライバーを目指していきます。 今年も皆様の応援をよろしくお願いします