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酒井龍太郎
2026.09.20

2026 FIA-F4 選手権シリーズ チャンピオンクラス Rd.9/10 菅生ラウンド

Rd.9
公式予選:4位

決勝:5位

16歳を迎えて初めてのレースとなる菅生大会は、練習段階から好調で、これまでで一番優勝を狙える状態でした。
それだけに、いつも以上に気合いの入ったレースでした。

レースウィークの練習走行でも非常に良いタイムを出せていましたが、ミスが多いという欠点があり、走りの精度を高めることが課題となっていました。
予選では赤旗が入り、全選手がタイムを出すことが難しい状況となりましたが、うまく対処することができず、セカンドベストタイムを出せないまま終えてしまいました。
ベストタイムは4番手で、土曜日の第9戦は4番手スタートとなったため、スタートからのポジションアップを目指して挑みました。

当日は朝から雨が降っており、前のレースであるインディペンデントクラスでは全車がレインタイヤを使用していました。
しかし、その後雨が止み、路面も乾き始めていたため、スリックタイヤとレインタイヤの選択で悩みました。
周回数は多かったものの、前方からのスタートであることやバトルのしやすさも考え、レインタイヤで挑むことを決めました。

4番手からのスタートでは多少の接触がありましたが、大きな問題なく走行を続けることができました。
レースが進むにつれてスリックタイヤのドライバーのペースが僕たちレインタイヤ勢よりも何秒も速くなってしまいましたが、僕は周囲のレインタイヤのドライバーよりもペースを保つことができ、大きく順位を落とさずに走ることができました。
さらに、前を走るレインタイヤのドライバーに仕掛け、レインタイヤ勢の先頭に立つことができました。

レース中盤には2番手を走行していましたが、スリックタイヤの方が約5秒も速く、全く戦うことができませんでした。
それでも、セーフティーカーの導入もある中で、レインタイヤ勢のトップ、総合5番手でチェッカーを受けることができました。

今回のレースは、これまでのレースの中で一番苦しい展開でしたが、マシンなどのアドバンテージを最大限に活かし、与えられた状況の中で全力で戦うことができた良いレースでした。
この経験は自分にとって大きな自信につながったので、今後のレースキャリアにしっかりと活かしていけるよう頑張ります。

Rd.10

公式予選:12位

決勝:11位

第10戦は雨が予報されていたため、レインレースの中で後方からの追い上げを狙って挑みました。
事前テストではレインコンディションでの走行もできており、ペースも基本的に良く、マシンもドライビングも十分に戦える状態にありました。
とはいえ、予選のセカンドベストタイムが悪く、12番手からのスタートとなってしまったため、苦しいレースになることを覚悟して挑みました。

レース中はペースがあると感じながら走っていましたが、なかなかオーバーテイクがうまくいかず、前のマシンに詰まってしまい、順位もタイムも上げられない状況が続きました。
最後にセーフティーカーが出る数周前、オーバーテイクによって2つ順位を上げることができましたが、集団を抜けた頃にはタイムが1秒以上も上がりました。

それでもポイント圏内に入ることはできず、11位でチェッカーを受けました。

今回の第10戦での大きな敗因は、マシンやドライビングのペース不足ではなく、オーバーテイクのタイミングを見極めることや、技術面での課題をもっと早く解決できなかったことだと思います。
オーバーテイクに長い時間と周回数をかけてしまい、タイムは良かったものの、11位という悔しい結果になりました。

今年も残り2大会となり、「あと少しで勝てそう」と言い始めてから、すでに何レースも経過してしまいました。
経験不足を心配する必要はないところまで来ていると思いますし、同じ1年目のドライバーが優勝している中で、僕だけがまだ勝てていないことはとても辛いです。

一日でも早くこの状況から抜け出せるように、次戦のAPでは絶対に優勝するという強い気持ちを持って、必死にトレーニングに取り組みます。

プロフィール 酒井龍太郎
僕は6歳の頃、小学生になる前からレーシングカートを始めました。 速く、そして強くなることを目標に掲げ、光貞秀俊監督をはじめ、チームの皆さんや家族と共に全力で戦ってきました。 「誰にも負けたくない」という強い気持ちを胸に、どんなに苦しい状況でも諦めることなくレースを続け、その結果、多くの勝利やタイトルを手にすることができました。 2025年でカートカテゴリーを卒業し、来年2026年にフォーミュラにステップアップするため、僕にとって非常に大事な1年となります。 努力を重ね、ステップアップ後も世界の頂点とも言われるF1ドライバーを目指していきます。 今年も皆様の応援をよろしくお願いします