KYOJO CUP 2026シーズン Rd.2リザルト!!
開幕戦から約2ヶ月のインターバルを経てKYOJO CUP第2戦が開催されました。本大会は国内トップフォーミュラである全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催となり、多くのモータースポーツファンが来場しました。「スーパーフォーミュラ夏祭り」と題して開催され、イベント広場は終日多くの来場者が訪れました。nat team KCMGのドライバーも様々なイベントに参加し、多くのファンとの交流を深めました。
レースウィークは降雨と小康状態を繰り返す不安定な天候となり、予選はウエット、Sprintレースはドライコンディションで実施されるなど、ドライバー・チームともに柔軟な対応が求められる大会となりました。そのような難しいコンディションの中、nat team KCMGは変化する路面状況に対応しながら4台揃って各セッションに挑み、後半戦へ向けて手応えを得た週末となりました。
Rd.2 Result (富士スピードウェイ)
#7 予選 2位 Sprint 4位 Final(決勝) 7位
#8 予選 11位 Sprint 8位 Final(決勝) 20位
#9 予選 15位 Sprint 19位 Final(決勝) 15位
#10 予選 8位 Sprint 6位 Final(決勝) 4位
Qualifying
朝から降り続いていた雨は予選開始直前に止み、路面は徐々に乾き始めていたものの、主催者の判断により全車ウエットタイヤでの走行が義務付けられた。さらに、直前まで行われていたSF第6戦の公式予選で路面に形成されたタイヤラバーの影響もあり、路面グリップが刻々と変化する難しいコンディションの中、9時25分から20分間の公式予選が始まった。7 号車 翁長実希、8号車 佐々木藍咲は、ともにセッション開始と同時にコースインした。翁長はコース状況を確認したうえで2周目にピットイン。路面状況が不安定であったことから、ピット前で待機し、コースコンディションの回復を待つ作戦を選択した。一方、佐々木はコースに留まり、刻々と変化する路面コンディションを見極めながらアタックの機会をうかがった。翁長はセッション開始から7分が経過したタイミングでピットアウト。残り時間7分を過ぎた時点で2番手に浮上すると、一度順位を落としたものの、残り5分を切ったタイミングで再び2番手タイムを記録した。終盤には両車ともさらなるタイム更新を狙ってアタックを続けたが、自己ベストを更新することはできず、そのままチェッカーを受けた。翁長はトップからわずか0.02秒差の2番手(1’52.498)となり、惜しくもポールポジション獲得は逃したものの、トップから1秒以内に11台がひしめく僅差の戦いの中でフロントローを獲得した。一方、佐々木は11番手(1’53.412)で予選を終え、Sprintレースでの巻き返しを狙う。
Sprint
同日午後、Sprintレースを迎える頃には天候も回復し、各車ドライのニュータイヤでスタートを迎えた。今大会はKYOJO Formulaとなって初めてスタンディングスタートが採用され、フリー走行では決勝を想定したスタート練習も実施。多くのファンが見守る中、KYOJO Formula初となるスタンディングスタートでSprint レースの幕が切って落とされた。2 番グリッドからスタートした翁長は、スタートで出遅れ4番手までポジションを落とした。一方、11番グリッドからスタートした佐々木もスタート直後に1つポジションを落とし、12番手でオープニングラップを終えた。ここから追い上げを狙う両車。翁長は3周目にファステストラップを記録し、前を走る#39 富下選手との差を徐々に縮めていく。佐々木も3周目終了直後に#12 Ito選手をパス。さらに5周目のGR GTコーナーで#17 白石選手が接触によりスピンする中、これを冷静にかわし10番手までポジションを上げた。続く6周目にはファステストラップを記録するなど、レース中盤は好ペースを見せた。翁長も6周目のGRコーナーで#36 斎藤選手をパス。一時は表彰台圏内までポジションを上げるも、翌周の同じGRコーナーでポジションを奪い返され再び4番手となった。レースも終盤の9周目のGRコーナーでトップ争いをしていた富下選手がスピン。この結果、翁長、佐々木ともに1つ順位を上げた。最終ラップでは3番手の翁長だったがコカ・コーラコーナーで#36 佐藤選手に先行を許し、4位でチェッカー。惜しくも表彰台獲得とはならなかった。一方の佐々木は前を走るBurton選手に最後まで果敢に攻めたものの、オーバーテイクには至らず9位でフィニッシュ。しかし、7位の#11 Raddatz選手に5秒のタイムペナルティが科されたため、正式結果は1 つ順位を上げて8位でFinalレースに臨むこととなった。
Final(決勝)
曇り空の下、ドライコンディションでスタートを迎えたFinalレース。スタート直後のGRコーナーでは、8番グリッドからスタートした佐々木がBurton選手をオーバーテイクし7番手へ浮上。一方、4番グリッドからスタートした翁長は順位をキープしたものの、ダンロップコーナーで#86 下野選手に先行を許し5番手へ後退した。オープニングラップ終了時点では、5番手に翁長、6番手に10号車 Joanne、7番手に佐々木が続き、nat team KCMGの3台が連なる展開となった。
2周目、翁長は下野選手の背後にぴたりとつけ、3 周目のGRコーナーでサイド・バイ・サイドへ持ち込む。そのままコカ・コーラコーナーで前に出ることに成功し、ポジションを奪い返した。トップ3台が首位争いをする中、翁長は徐々にその差を縮める。一方、佐々木も前方との差を着実に詰め、オーバーテイクの機会をうかがった。5周目終了時点で前を走る佐藤選手との差を0.1秒まで縮めた翁長は、6周目のGRコーナーでオーバーテイクを成功させ3番手へ浮上。直後のコカ・コーラコーナーでは並びかけられたもののポジションを守り切り、表彰台圏内を確保した。同周13コーナーではJoanneが下野選手をパスしたことで、佐々木は下野選手を追う展開となり、7周目のGRコーナーでオーバーテイクを仕掛けたものの、一歩及ばなかった。一方、3番手を走行する翁長は、トップ争いをする先頭2台との差をさらに縮めていく。8周目のダンロップコーナーでは#18 三浦選手と並び、13コーナーまでサイド・バイ・サイドで競り合った。しかし、コーナー立ち上がりで行き場を失い縁石に乗り上げたことでフロントが浮き、オーバーテイクには至らなかった。それでも9周目にはファステストラップを記録し、再びトップ2台へプレッシャーをかける。続く10周目のGRコーナーでも三浦選手へ果敢に挑んだがコースアウト。その隙を突いた佐藤選手にコカ・コーラコーナーで並ばれたものの、ポジションを守り抜いた。各所で激しいバトルが繰り広げられる中、11周目のGRコーナーでJoanneと下野選手が接触し、下野選手がスピン。そのすぐ後ろを走行していた佐々木も避け切ることができず接触し、前後右側の足回りにダメージを負い無念のリタイアとなった。レースウィークを通して好調なレースペースと手応えを感じていただけに、悔しさの残る結果となった。このアクシデントにより12周目にセーフティーカーが導入された。レースは残り4周の時点でセーフティーカーランとなり、ストップ車両の撤去がレース終了までに間に合わず、そのままチェッカー。翁長は3位でフィニッシュしたが、2位でチェッカーを受けた三浦選手に「他車への走路外押し出し行為」で5秒のタイムペナルティが科され、翁長が繰り上がりで2位となった。今シーズン初のSF併催大会は波乱の展開となった。しかし、翁長は今シーズン初の表彰台を獲得し、両ドライバーともに高いレースペースを示したレースウィークとなり、約2か月のインターバルを経て迎える第3戦でも、nat team KCMGは今シーズン初優勝を目指す。




KYOJO - nat team KCMG | KCMG JAPAN 公式サイト

