KYOJO CUP 2025シーズン Rd.2 リザルト!!
本大会は、国内トップフォーミュラの全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦・第7戦との併催で行われました。ピットにはKids com Team KCMGのSFとKYOJOの同じカラーリング6台が並びました。前回に引き続き10号車のFlame選手が出場出来なかった為、天谷伶奈選手が代わりに出場いたしました。
Rd.2 Result (富士スピードウェイ)
#7 予選 5位 Sprint 2位 Final(決勝) 1位 #8 予選10位 Sprint 9位 Final(決勝)19位 #9 予選19位 Sprint18位 Final(決勝)17位 #10 予選18位 Sprint17位 Final(決勝)DNF
Qualifying
土曜日、今シーズン初のドライコンディションの中で行われる予選が始まった。前日に行われたSFのフリー走行でコース上に残ったラバーの影響で高いグリップレベルが上がる中、翁長は序盤から好タイムを記録し、5周目終了時点には前回大会で優勝した#86 下野選手を抑えトップタイムを記録した。その後も1度は2番手に落ちるも、9周目に1'45.458をマークし再びトップに踊り出た。しかし、最終ラップで#1 斎藤選手に僅か0.1秒差で抜かれ2番手となった。翁長は予選での自己ベストポジションを記録するも、その後走路外走行複数回と判定され、3グリッド降格のペナルティを受け、5番手でSprintに臨むこととなった。佐々木も周回を重ねるごとに徐々にタイムを上げ、自身のベストタイムからはコンマ1秒遅いが6周目に1'46.268をマークし8番手となった。しかし、予選直前に行ったセット変更の影響か20分間でまとめることが出来ずに最終的には10番手でチェッカー。翁長と佐々木は共に悔しさの残る予選となった。
Sprint
スタート方式は前戦のFinalと同様にローリングスタートが採用され、10周のSprintが行われた。5番手からスタートした翁長は、1周目のBコーナーで1台パス、2周目にセクター3で1台をパス、序盤から追い上げを見せ、更には2周目にファステストラップを記録して3番手までポジションを上げた。3周目には自身のファステストラップを更新し、5周目には、1コーナーで前回大会優勝者の#86 下野選手を抜き、またもファステストラップを更新して2番手となった。その後も、6周目7周目とファステストラップとなったが、翁長が予選の悔しさを晴らすべく怒涛の追い上げを見せ2番手でチェッカーを受け、その結果翌日のFinalでのフロントローを獲得した。一方、佐々木もスタート直後はポジションをキープし、全戦での反省を活かして果敢に攻めたが、ミスが多く、バトル時に冷静な判断ができなかった事から自身の走りのリズムが崩れてしまいなかなかポジションを上げる事が出来ずにいた。5周目にBコーナーで#37 バートン選手のフロントウィングが取れ、ストップした影響で1つポジションを上げ9番手になるもそのままチェッカーを受けた。佐々木としては、課題が多く残るレースではあったが、積極的にチャンスを作るポジティブな部分もあったSprintとなった。
Final(決勝)
迎えた日曜日、12周のFinalレースが始まった。Sprintと同様にローリング方式でスタートし、翁長はポジションをキープ。1周目のBコーナーでのクラッシュの影響で2周目からSCが導入された。4周目にリスタートし、翁長は油断を見せない完璧なスタートを見せ、1コーナーでトップを走る#1 斎藤選手をパス。Aコーナーまでに斎藤選手も果敢に攻めにくるが守り切り、トップに浮上した。その後も、ミスはあったものの4周目、6周目、9周目、10周目とファステストラップラップを更新。そのまま、ポジションとファステストをキープしてチェッカーを受けた。翁長は自身にとって役1年ぶりの優勝を獲得し、KYOJOフォーミュラ初女王の座に大きく近づいた。一方佐々木はSCリスタート直前まではポジションをキープするも4周目のリスタート直後に#32 金本選手に抜かれ1つ順位を落としてしまい10番手となった。その後、果敢に攻めていくがなかなか前車との差を詰める事が出来ずにいた。7周目、徐々に差が詰まり勝負に出たが、Bコーナーで金本選手の左リアタイヤに接触してしまい佐々木のフロントウィングが脱落するアクシデントが発生した。直後には、ウィング損傷の影響で8周目のストレートで#37 バートン選手に抜かれた。その後、走り続けるも残り3周時点では15番手まで順位を落とした。残り2周を残した段階でオレンジディスクを提示されピットに戻り、レース終了となった。規定周回数(8周)は超えていたため完走扱いにはなったものの、課題の多く残った週末となった。
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