JKAが「スカラシップ制度」を開始。次世代レーシングドライバー7名を選出
一般社団法人日本カート協会(代表理事:山本尚貴、以下JKA)は、次世代のプロレーシングドライバー育成を目的とした「JKAスカラシップ制度」を2026年度よりスタートし、支援対象となる7名の若手ドライバーを選出した。
同制度では「速さ」だけでなく、将来プロとして活躍するための総合力を重視。全国からの応募者の中から書類選考を実施し、最終選考は合宿形式で行われた。主催者が一括管理し貸与するエンジンと統一タイヤを使用したイコールコンディションのもと、コース逆走や特殊レイアウトを含む走行審査のほか、面接やディスカッションなども実施され、アスリートとしての資質が総合的に評価された。
審査にはJKA代表理事の山本尚貴氏に加え、坪井翔氏、山内英輝氏、平峰一貴氏といった国内トップドライバーが参加。タイム結果だけでなく、面接やグループディスカッション、待機中の振る舞いまでを観察。プロの視点から「速さ」に加え、「成長へのあくなき探究心」や「競技に向き合う直向きな姿勢」、「熱意」といった総合力を厳しく審査。審査の結果、想定を上回る有望な才能が確認されたことから、当初予定の最大5名から枠を拡大し、7名の選手を支援することが決定した。
2026年度は強化指定選手(JKAトップ)として阿部瑠緯選手(12歳)、藤原迪永選手(11歳)の2名を選出。さらにチャレンジ選抜選手(JKAチャレンジ)として小林駿斗選手(12歳)、鶴貝拓海選手(11歳)、久田朱馬選手(12歳)、村杉星弥選手(13歳)、ロイド海翔・ピーター選手(11歳)の5名が選ばれた。JKAでは活動資金の支援に加え、フィジカル、メンタル、栄養など多面的な育成プログラムを提供し、将来世界で活躍するドライバーの育成を目指すとしている。
JKAが森永製菓 in トレーニングラボと提携。育成ドライバー向けコンディショニング合宿を実施
JKAは、新たに森永製菓株式会社が運営するアスリート向け施設「森永製菓 in トレーニングラボ」とパートナーシップを締結。今回の提携は、JKAが進める若手ドライバー育成プログラムの一環で、フィジカル強化や栄養指導など科学的アプローチによる育成環境を整備することが目的だ。森永製菓 in トレーニングラボは、トップアスリートが世界で戦うためのパフォーマンス向上をサポートするトレーニング施設。最先端の機器とトレーナー・栄養士による専門的な指導を提供し、プロ野球、ゴルフ、オリンピック競技など、幅広いジャンルのトップ選手を輩出・サポートしている。
モータースポーツはレース中に強いG(重力加速度)がかかる過酷な競技であり、成長期の選手には適切な身体づくりと集中力が求められる。JKAでは従来の指導現場で培われてきた「経験」や「情熱」に加え、科学的なトレーニングや栄養管理を取り入れることで、選手のポテンシャルを最大限に引き出す育成体制を構築するとしている。
2月8日には、2026年度の支援対象選手7名と保護者を対象に、東京都港区の同施設で初の合同合宿を開催。筋力や柔軟性、瞬発力などを測定するパフォーマンステストが行われ、専門トレーナーによるフィードバックを通じて、各選手が自身の身体的課題を把握した。
さらに保護者も参加する栄養講習会も実施され、成長期のアスリートに必要な食事管理やレース当日の栄養戦略について解説。JKAでは今後も走行指導と科学的トレーニングを組み合わせた育成体制を進め、「自ら考え行動できる真のアスリート」の育成を目指すとしている。



JKAの新たな育成プログラムは、カート界から世界へ羽ばたく次世代ドライバーの誕生に向けた重要な取り組みとなりそうだ。
写真提供:一般社団法人日本カート協会
日本カート協会 オフィシャルホームページ
https://japankarting.or.jp/
「JKAスカラシップ制度」に関する詳細はこちら
https://japankarting.or.jp/2026/02/27/2026_0227/
森永製菓 in トレーニングラボと提携に関する詳細はこちら
https://japankarting.or.jp/2026/03/05/2026_0305/
日本カート協会 公式X
https://x.com/jka_or_jp
森永製菓 in トレーニングラボ オフィシャルホームページ
https://www.morinaga.co.jp/in/support/labo/

