ここまでGPRでは2ラウンド連続で優勝することができ、チャンピオン争いにも大きく近づくことができました。
このチャンスを逃さず優勝を目指すこと、そして天候が不安定な中でも最大限のポイントを獲得することを目標に週末へ挑みました。
木曜・金曜はドライコンディションでテストを行い、さまざまな乗り方やマシンセッティングを試すことができました。
土曜日からはレインコンディションに変わり、ライバルたちの走りを見てテスト走行を重ねながらペースを上げていきました。
最終セッションでは良い感触を得ることができ、日曜日に向けていい状態で準備を整えることができました。
日曜日は非常に不安定な天候で、公式練習はレインコンディション。
しかしタイムトライアルはレインとドライが混じった難しい状況で、路面の一部が濡れている中スリックタイヤで挑みました。
速さは未知数でしたが、得意なコンディションでもありワクワクした気持ちで限界まで攻めました。
一度コースアウトはしてしまいましたが、それによって得たものは大きく、限界を見つけることができました。
結果としてラップペースは非常に良く、ポールポジション争いに加わることができましたが、不運な出来事があり、タイムを出せずに4番手。繰り上がりで3番手スタートとなりました。
レース直前に再び雨が降り、レインセットに変更する時間はなく、タイヤのみをレインに替えて出走しました。
外周では速さがありましたが、インフィールドでは非常に苦しい状況。それでも粘り強く走り、順位を上げることはできなかったものの、最後まで踏み切ることができました。
結果として繰り上がりで3位となり、表彰台に上がることができました。
決勝でも3番手スタートからレインレースに備えた準備を整え、スタートをうまく決めて2番手に浮上。
トップの選手に必死で食らいつき、非常に苦しい展開でしたが、0.4秒差を保ちながら走り続けました。
最後まで仕掛けるところまでは届かず、2位でフィニッシュしました。
タイムトライアルから悔しい展開が続きましたが、内容としては良く、我慢のレースの中で取れるポイントをしっかり取ることができました。
結果は悔しいものの、得るものの多いレースだったと思います。
この悔しさをしっかり受け止め、次につなげていきます❗️