Rd.7
チャンピオンに向けて着々と結果を残していく必要がある1戦でした。
初めて走ったスピードパーク新潟は水曜日にコースウォークのみしましたが、完全に自分の苦手タイプのコースでした。
不安しかない木曜日に初走行をしたところ、自分の乗り方の対応力が広がっていたのかすぐにコースに合わせる事ができ、ハイペースで走れていました。
しかし、徐々に路面コンディションが変わってきたせいか土曜日にはペースに苦しむこととなります。
日曜日の公式練習に向け、夜も必死に考えセット変更をしましたが、大きく改善されぬままタイムトライアルに挑んだところ、自分でも驚くトップタイムを出すことに成功しました!!
そこから予選もタイヤをしっかりと温存しながら順調に走り切りぶっちぎることが出来ました。
これによって自信を持って決勝に挑みました。
車の状態も完璧にあることがわかったので冷静に走り続けるのみでした。
全周回全力で走り切り、公式練習までのペースの厳しさからタイムトライアルで大きく挽回することができ、チャンピオンに向けて確実に近づけることが出来ました!
速さを出せた理由をしっかりとまとめてこの先のレースに活かして速さをより出していきます!
Rd.8
2年連続タイトルをかけた、非常に重要な一戦でした。
このレースでは、予選と決勝の両方でトップチェッカーを受ければ無条件でシリーズチャンピオンが確定するという、大きなプレッシャーのかかる状況でした。
同日に行われたRd.7では、ポールポジションから予選・決勝ともに圧倒的なトップフィニッシュを果たせたことで、大きな自信を持ってRd.8に挑むことができました。
予選スタート前には、「あと2回トップチェッカーを受けられればチャンピオンが決まる」と落ち着いた気持ちで臨むことができ、全日本選手権では初めてと言っていいほど、気持ちが昂ることなく平常心に近い状態で挑めた、不思議な感覚でした。
気持ちに少し余裕があったことで、レース中は1周ごとに新しい乗り方を試しながら、学びを重ねていくことができました。
特に、タイヤをできるだけ長持ちさせるためのライン取りや、アタック時の走り方など、様々な状況に応じた走行パターンを見つけることができました。
そして、結果は最高のかたちで終えることができ、シリーズチャンピオンという最大の目標を達成できました。
チャンピオンを決められたこと、そして勝利数をさらに伸ばせたことももちろん嬉しいですが、唯一悔いが残るのは、Rd.5の菅生で敗れてしまった時、相手選手に対して非常に申し訳ない行動をとってしまったことです。