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酒井龍太郎
2025.06.30

JAF 全日本カート選手権 FS-125 第5戦 第6戦

Rd.5

全日本カート選手権FS-125クラスでの連勝記録を伸ばし続ける事を一つの目標に全力で挑みました。

木曜日に一年ぶりに菅生を走りましたが、コースに慣れるのに時間をかけてしまい、その後もペースがないとても厳しい状態でレースを迎えました。
毎ヒートセット変更を繰り返しながらでしたが、なかなか速さを出せず苦しんでタイムトライアルも4番手、予選もスタートの展開で2番手まで順位を上げられてもレースペースでおとり、3番手チェッカーでした。

決勝に向けてまたセット変更をしたことにより悪くない感触でしたが、2番手を走っていてトップに仕掛けるにはまだ遠い距離でした。
後半に自分が少しずつペースが勝ってきた時に連勝記録を止めたくない思い等からくる焦りが生まれてしまいました。
それによって抜けるはずのない距離を4コーナーヘアピンで飛び込んでしまい止まりきれずにトップの選手を乗り上げてしまいました。
この接触については全て僕が悪く、とても申し訳ない気持ちでいます。
相手選手のレースを終わらせてしまった事、僕自身も車を壊してしまった事等、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
本当にすみませんでした。
二度と同じような事を起こさないようにしっかり反省します。

Rd.6

自分のミスでRd.5は1ポイントも獲得する事ができずに終えてしまったので、挽回する気持ちで挑みました。

接触をしてしまったことからシャーシへのダメージはかなり大きく右フロントを11ミリ上げてしまい、修正機で直してもらいましたが、少しマシンの感触が変わってしまいました。
それでも僕が接触しにいって壊してしまったものなので自力でどうにかしなくてはいけないという思いでした。

予選でシャーシの感触が変わり苦戦をしましたが、2番目の位置でペースを自力で上げるために乗り方を変えていき、上手くできた時もあり、少しずつペースが上がりました。
決勝の2番手スタート位置から狙った通りうまくいきスタートでトップに立つことができました。
そこからのペースはかなり厳しいとはわかっていましたが、決勝前に大幅なセット変更をした事でそのセットに対応する事が難しかったです。
その中でも速く走らせたら勝てると思い全力で走り続け、2番手の選手にどんどん縮められていましたが、ギリギリ逃げ切る事ができて優勝する事ができました。

速さがなく、厳しい状況の週末で自分が焦りRd.5決勝ではたくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいました。
自分の責任を大きく感じているので少しでも挽回できるようにと、チームの方々にも助けてもらいながら優勝をする事ができました。

苦しい中での優勝は嬉しいですが、問題点反省点は山ほどあるのでしっかりと時間を使って次の成長に繋げられるように頑張ります。

プロフィール 酒井龍太郎
僕は6歳の頃、小学生になる前からレーシングカートを始めました。 速く、そして強くなることを目標に掲げ、光貞秀俊監督をはじめ、チームの皆さんや家族と共に全力で戦ってきました。 「誰にも負けたくない」という強い気持ちを胸に、どんなに苦しい状況でも諦めることなくレースを続け、その結果、多くの勝利やタイトルを手にすることができました。 2025年でカートカテゴリーを卒業し、来年2026年にフォーミュラにステップアップするため、僕にとって非常に大事な1年となります。 努力を重ね、ステップアップ後も世界の頂点とも言われるF1ドライバーを目指していきます。 今年も皆様の応援をよろしくお願いします