Racing-Driver.jpRacing-Driver.jp

参加ドライバーによる最新情報

Member Driver's Topics

酒井龍太郎
2025.10.05

2025 AUTOBACS GPR KARTING SERIES 全日本カート選手権 OK部門 第7戦 第8戦

ここまでGPRでは2ラウンド連続で優勝することができ、チャンピオン争いにも大きく近づくことができました。
このチャンスを逃さず優勝を目指すこと、そして天候が不安定な中でも最大限のポイントを獲得することを目標に週末へ挑みました。

木曜・金曜はドライコンディションでテストを行い、さまざまな乗り方やマシンセッティングを試すことができました。
土曜日からはレインコンディションに変わり、ライバルたちの走りを見てテスト走行を重ねながらペースを上げていきました。
最終セッションでは良い感触を得ることができ、日曜日に向けていい状態で準備を整えることができました。

日曜日は非常に不安定な天候で、公式練習はレインコンディション。
しかしタイムトライアルはレインとドライが混じった難しい状況で、路面の一部が濡れている中スリックタイヤで挑みました。
速さは未知数でしたが、得意なコンディションでもありワクワクした気持ちで限界まで攻めました。
一度コースアウトはしてしまいましたが、それによって得たものは大きく、限界を見つけることができました。
結果としてラップペースは非常に良く、ポールポジション争いに加わることができましたが、不運な出来事があり、タイムを出せずに4番手。繰り上がりで3番手スタートとなりました。

レース直前に再び雨が降り、レインセットに変更する時間はなく、タイヤのみをレインに替えて出走しました。
外周では速さがありましたが、インフィールドでは非常に苦しい状況。それでも粘り強く走り、順位を上げることはできなかったものの、最後まで踏み切ることができました。
結果として繰り上がりで3位となり、表彰台に上がることができました。

決勝でも3番手スタートからレインレースに備えた準備を整え、スタートをうまく決めて2番手に浮上。
トップの選手に必死で食らいつき、非常に苦しい展開でしたが、0.4秒差を保ちながら走り続けました。
最後まで仕掛けるところまでは届かず、2位でフィニッシュしました。

タイムトライアルから悔しい展開が続きましたが、内容としては良く、我慢のレースの中で取れるポイントをしっかり取ることができました。
結果は悔しいものの、得るものの多いレースだったと思います。
この悔しさをしっかり受け止め、次につなげていきます❗️

プロフィール 酒井龍太郎
僕は6歳の頃、小学生になる前からレーシングカートを始めました。 速く、そして強くなることを目標に掲げ、光貞秀俊監督をはじめ、チームの皆さんや家族と共に全力で戦ってきました。 「誰にも負けたくない」という強い気持ちを胸に、どんなに苦しい状況でも諦めることなくレースを続け、その結果、多くの勝利やタイトルを手にすることができました。 2025年でカートカテゴリーを卒業し、来年2026年にフォーミュラにステップアップするため、僕にとって非常に大事な1年となります。 努力を重ね、ステップアップ後も世界の頂点とも言われるF1ドライバーを目指していきます。 今年も皆様の応援をよろしくお願いします