シリーズチャンピオン獲得を目指し、これまでのリザルトを踏まえると一戦も落とせない状況となり、強い緊張感をもって臨みました。
合同テストからレースウィークを通じて流れは非常に良く、チームがマシンを最高の状態に仕上げてくださったおかげで、自分自身も目標や課題をひとつひとつクリアしながら成長を実感できました。
土曜日の最終セッションではトップタイムを記録し、気持ち良く日曜日を迎えることができました。
公式練習でもトップタイムを出し、タイムトライアルでは前半こそ苦しんだものの、後半にベストタイムを更新しトップに。
これで3大会連続のポールポジションを獲得できました。
Rd.5決勝ではペースに自信はありましたが、序盤で3番手まで順位を落とし、2番手まで戻したもののトップとは約1秒差がついてしまいました。
その後、自分のペースを活かして追いつくことはできましたが、最後まで仕掛けられず2位フィニッシュ。
悔しい結果ではありましたが、追い上げのドライビング内容は非常に良く、大きな収穫がありました。
課題も明確になったため、修正をしてRd.6決勝に臨みました。
Rd.6ではRd.5でのトップタイムによりポールポジションからのスタート。
今度は同じ失敗をせずにスタートを決め、序盤からリードを広げることに成功しました。
全周回を通してタイヤとエンジンを労わりながらも全力でアタックを重ね、安定した速さを維持することができ、後方車両に対し、OKクラス初のぶっちぎりでの優勝を飾ることができました。
路面やタイヤの変化に対応しつつ常に速いラップを刻めたこともあり、非常に気持ちの良い勝利でした。
Rd.5は悔しさが残るものの、2戦を通じて内容の濃い良いレースができ、大きなシリーズポイントを獲得することができました。
この経験を確実に次につなげ、さらに上を目指して毎週のレースに挑み続けます。