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Kids com Team KCMG
2025.05.21

SUPER FORMULA Rd.3-4を終えた代表とドライバーコメント

全日本スーパーフォーミュラ選手権 2025シーズン Rd.3-4もてぎ大会

を終えたチーム代表とドライバーからコメントをいただきました‼


Rd.3   Result 

#7 予選 19位 決勝 11位
#8 予選 7位  決勝  5位

 

7号車 野中 誠太 (Seita Nonaka)

クルマは非常に安定していて良かったのですが、路面コンディションやグリップレベルの変化が非常に大きく、
アジャスト出来ていなかったので良い結果をだすことができませんでした。
決勝はスタート、レースペース共に非常に良く、前回の鈴鹿から大きく改善出来たかなと思います。
OTSの使うタイミングも冷静に落ち着いて判断出来ましたし、今回のレースは自分の自信に繋がったので、非常に楽しく走る事ができました。
第4戦は、予選が非常に大切になってきます。予選さえ前に行くことが出来れば更に上を目指せると思っているので楽しみです。

8号車 福住 仁嶺 (Nirei Fukuzumi)

予選はQ1をギリギリで通ったので、Q2では厳しいと思いつつも、Q1後にクルマをアジャストしてQ2を何とか7番手で終える事が出来ました。予選結果が上位勢はすごく僅差で悔しい結果にもなってしまいましたが、昨日のフリー走行の時はクルマのバランスがとても悪かったので、そこを踏まえると十分なパフォーマンスは出せたと思います。
決勝では、スタートに問題を抱えていたので不安だったのですが、本番では上手くスタートできましたし、その結果一台抜く事もできたので良かったと思います。序盤のSCリスタート後、なかなかペースを上げる事が難しく、今回トヨタ勢が苦戦していたので同士討ちをしないように気を付けて走っていたので最後まで微妙なペースの中、結果レース5番手でレースを終えました。
去年のもてぎ戦とフリー走行の結果を見ても素直に今回の結果は悪くないと思いますが、ロングに対しての課題も多く、スタートがなぜ良くなったかも分析できていないので、第4戦への方向性をしっかりと分析し頑張りたいと思います。



Rd.4    Result 

#7 予選 18位 決勝 8位
#8 予選 10位  決勝 16位


7号車 野中 誠太 (Seita Nonaka)

第4戦も予選でQ2に行く事は出来ませんでしたが、一番の目標はポイントを獲得することだったので、それを達成出来た事は嬉しいですし、ホッとしています。
2戦とも予選が課題となってしまいましたが、決勝ではタイヤ交換も素早く、戦略も上手くいき、自分で判断する場面でも正しい判断ができ、コミュニケーションもしっかり取れていました。結果に対するプレッシャーはありましたが、OTSの使い方やバトルの仕方に自信を持ってレースができましたし、順位を上げていくような展開ができ、ルーキーの中ではトップで終わることができた楽しいレースだったことは今後に繋がるような良い形だと思います。
今後の予定はまだわかりませんが、自分のできることはここで終わりではないと思っているので、今回沢山学んだ事を忘れずに課題もはっきりわかっていますし、そこを改善できるように日々トレーニングしていきたいと思います。

8号車 福住 仁嶺 (Nirei Fukuzumi)

予選前日の第3戦と比べて、コンディションとクルマの状況がすごく変わって、僕たちには全然向いてこなかった予選でした。
Q1もギリギリで通ってQ2はQ1のタイムを上回ることができないほど不調だったので、決勝に向けて大きくセットアップを変更してチャレンジしていこうとしましたが、レコノサンスラップでブレーキの違和感が発覚して、チェックしたらトラブルを発見しグリッドに着く事ができず、結果的にピットスタートになってしまいました。
スタートしてSCが出たタイミングでダブルストップを避けるためにステイアウトしたら、破損個所のあるクルマの遅いペースに引っ掛かり、タイヤ交換を済ませたクルマに挟まれる形になってしまい、トップ争いに迷惑をかけまいとすごく気を使って走り結果16位でレースを終えました。
クルマの感覚としては昨日より良くなり、違うセットアップを試せた事でクルマの方向性は多少見えてきましたし、トラブルはあったもののレースが始まるまでに直してくれたことは感謝しています。野中選手が頑張ってポイントを獲ってくれたので感謝しています。

TEAM REPRESENTATIVE and MANAGER

土居 隆二 (Ryuji Doi)

もてぎ戦は2台共に予選が上手くいきませんでした。第3戦ではでは福住選手がチーム今季最上位タイとなる5位まで順位を上げる事が出来ましが、第4戦はチームのミスでレースを台無しにしてしまい本当に申し訳ない結果となってしまいました。2度とこのようなミスが起きないように改善策を徹底していきます。
決勝のペースも表彰台争いにはまだまだ足りなかったので、セットアップの見直しを次のオートポリスまでに対策します。
野中選手も予選はなかなか上手くいきませんでしたが、決勝では大きく順位を上げる事が出来、第4戦では目標にしていたポイント獲得を有限実行してくれて本当に良かったと思っております。それも前日のレースで初表彰台を獲得した同じくルーキーのイゴール選手を抑えての8位はとても評価できる内容だったと思います。
次戦オートポリスでは可夢偉選手も戻ってきます。オートポリスは久々の1レース制のイベントなので、取りこぼしのないよう、しっかりと準備をして初優勝ができるように臨みたいと思います。
引き続きの応援よろしくお願いいたします。

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プロフィール Kids com Team KCMG
KCMGは香港を拠点に世界を舞台に戦うモータースポーツサービスグループです。2007年にポール・イップによって設立され、様々なレーシングシリーズでの成功と、業界をリードする自動車部品の開発により、未来のモータースポーツの可能性を広げ、アジア最強のチームとして地域全体のモータースポーツに大きな影響力を持っています。 KCMGの日本での活動として日本トップカテゴリーのフォーミュラレース、全日本スーパーフォーミュラ選手権に今シーズンで16年目の参戦となり、メインパートナーとして強力にサポートして下さっている「Kids com」と共にチーム、ドライバーの両タイトル獲得に向けて戦って参ります。